20世紀の
美術理論と現在

１つ１つが自分の将来に役立つ知識

「20世紀の美術理論と現在」では子どもたちはどのように学び成長するのか、デューイやモンティソーリ、エリクソン、アイスナー、ガードナーなど基盤となる認知科学的な知識をベースに美術教育でそれがどのように生かせるのか学びます。それは、子どもの創造性、子どもの目線で世界を捉える学びです。例えばイタリアの医師であったモンティソーリは子どもたちの観察から子どもの発達段階には敏感期があると気づきました。数の敏感期や音の敏感期、色の敏感期など子どもたちは要素に対して非常に敏感になる時期があります、そうした時期に最適な学びができるような教具と環境を与えることでよりよく成長するということをベースにした教育モデルです。21世紀の今でも通用する普遍的な教育方法の発見は美術教育を行う上で知っておかなければならない重要な知識です。